始めよう
コンセプト
ベースとなる世界は「現代」。
そこで、魔法使い、陰陽師、エクソシスト、超能力者、忍者、アンドロイド…などなど。
異能者になって冒険をしよう!

技能やスキルはデータフレームのみ、肉付けしてイメージを作るのは、全てプレイヤーの想像力にゆだねられる。
自分だけのオリジナル技で怪異をぶっとばそう!

使用するサイコロは、10面ダイス一個。
だけど、キャラクターごとに設定した「マトリクス」で、様々な状況に応じた判定が出来るぞ。
厳しい局面でも打破出来る可能性あり。
最悪な状況でも最後まであきらめるな!

これが、「マトリクス・ゼロ」…略して「M0」だ!
ぐはっ!
準備するモノ 
・10面体のサイコロ1個
・自分の分のキャラクターシート
・システムブック(このサイト)
・筆記用具


最低、一緒にゲームをする人が1人いて、上の4つがそろっていればゲームは出来ます。
また、より楽しく遊ぶために、おやつや音楽を用意するのは良い事だと思います。
遊び方
「M0」は2人から8人くらいで遊ぶゲームです。
参加者は「ワールドクリエーター(WC)」と「プレイヤー(PL)」に分けられます。
1人は「WC」で、残りの参加者は全員「プレイヤー」です。
WCは「世界」を運営する役目です。起こる出来事や物語の下地を作り、脇役や敵のキャラクターを受け持ち、演じます。ルールの最終的な裁定権も持ちます。

プレイヤーは1人につき、キャラクターを1人受け持ちます。プレイヤーが受け持つキャラクターを「プレイヤーキャラクター(PC)」と呼びます。PCは大抵、物語の主人公の1人になります。
PCはWCの起こした出来事に対して何か行動をし、物語を作っていくのです。物語をより面白くするためにキャラクターになりきって、そのキャラクターを演じるのもプレイヤーの役目の一つです。
 ちなみに、WCが受け持つことになる、PC以外の全ての人々を「ノン・プレイヤー・キャラクター」(略してNPC)と呼ぶこともあります。

基本的にゲームの内容は…
 @「PCの周りで何か出来事が起きる」
 A「PCが何らかの行動を起こす」
 B「その結末」
と、いう形で進みます。

@はWCの役割です。この内容は何でも良いのですが、PCの意欲をそそる出来事や、PCに関係のある出来事である方が、楽しいゲームになることが多いでしょう。
Aはプレイヤーの役割です。起こった出来事に対して、PCの性格などを考えた上で、何かの行動を起こします。「静観」つまり「何もしない」というのも1つの手です。
BはWCとプレイヤー、両方の役割です。出来事はどう進んだか、PCの行動はその出来事にどんな影響を与えたか、それらによって出来事に結末がつきます。

この一連の流れの中で、時にWCとプレイヤーは問題にぶつかります。
例えば、PCには何が出来て、何ができないのか。PCの行動は功を奏したのか、しなかったのか。これらの問題を、解決するためにあるのが「システム」です。「システム」は「ルール」と「データ」に分かれます。
「ルール」はPCやNPCに出来ることと出来ないことを決定するものです。また、出来るかどうか、やってみなければ分からないこともあります。そのような行為が出来たか、出来なかったかを解決するための「判定」の方法などが書いてあります。
「データ」は、PCやNPCに出来ることの内容を細かく書いたものです。

以上を要約すると、WCの用意した世界で起きる出来事に対し、PCが「システム」に沿って行動し、WCとPCはその行動がどういう結果になったのかを「ルール」に沿って判断し、時にはサイコロを振って「判定」しながら、何らかの結末を作り上げるゲームである、ということになります。
 
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