◆ 第二楽章 ◆

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第一楽節 -
トラブルナンバー

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やるじゃん、息子 

GM さて、来てくれたママの車で、エミリアをハリーんちに運ぶと、奥から出てきたパパが、早速診察してくれる。  

キッド 大丈夫だよ、ノーラ。 

ノーラ でも…  

ハリー 親父に任せておけば大丈夫だ! 

シューズ ハリーの親父だからな。 

キッド それより、帰らなくて大丈夫? 

ノーラ …もう少しだけ。 

キッド そうだね。 

GM そんなことを言ってると、パパが診察室から出てくる。 

ハリーパパ ふぅ。 

ハリー 彼女は? 

ハリーパパ ひどい栄養失調だね。 

ハリー で? 

ハリーパパ 命に別状はないが、とりあえず、今日は泊まっていってもらうよ。 

ハリー よかった。 

キッド 良かったね、ノーラ。 

ノーラ …うん。 

ハリーパパ しかし、あんな状態になるなんて、いったい、どうしたんだい? 

ハリー …その、ちょっと。 

ハリーパパ …まあ、命は無事だったからいいんだが。 
ところで、あの子の親には連絡したのかい? 

ハリー やべえ! 

シューズ やんないと、ハリー。 

ハリー オレかよ。
…パソコンを開いて、エミリアの電話番号を…。 

シューズ ほら、やっぱり、ハリーだよ(笑)。 

GM じゃあ、パパが、その番号見て電話して、 

ハリーパパ …すぐ来るそうだ。 

GM そこにママが。 

ハリーママ で、どうしてこんなに遅くなったの? 

ハリー それは、その…えーと、行方不明になったこの子を、探してて…。 

ハリーママ それで、遅くなったの?どうして連絡しなかったの? 

シューズ やばい!うちもだ! 

キッド おれもだよ。帰んなきゃ! 

ハリー えーと、忙しくて… 

ハリーママ …まあ、いいけど。連絡位ちゃんとしなさいね。 

ハリー はい。すいません。 

GM そこに、エミリアのパパがドタドタっと入ってきて、 

エミリアパパ エミリアは!? 

ハリーパパ 奥です。1日、入院してもらいますが、よろしいですね? 

エミリアパパ あ、はい。よろしくお願いします! 

ハリー ノーラはどうする? 

ノーラ  …エミリアについていたい。 

ハリー それがいいな。もう一人くらい、いいよね? 

ハリーママ じゃあ、エミリアさんと同じ部屋ね。 

ハリー そうだね。 
さて、そういうわけで、エミリアのパパとノーラは、ハリーのパパにエミリアの状態についての説明を受けてから、エミリアの病室に泊まってくことになった。
GM  ま、そこで2人の間にどんな会話がなされたかなんて、君らにはわからないんだけどな。 

キッドP ふかいねー。 

ハリー うーん。 

キッド じゃ、おれ、帰るから。 

ハリー おう。じゃあな。 

シューズ おれもかえらなきゃ。 

GM 明日休日だし、泊まってったほうが良かったりしてな。 

シューズ あ、それがいいな。ハリー。泊めてくれよ。 

ハリー おう。…いいよね? 

ハリーママ うん、いいよ。
…そうだ、電話してあげよっか、あたしから、シューズ君ちに。 

ハリー そうだ、そうしてもらえ。 

シューズ ありがたいっす。 

ハリーママ …あ、シュークラフトさんです?サザンウッドですけど…ええ、息子がお世話になっております、それで、今日、シューズ君が家に泊まってくそうなので…はい、ご心配なく、では。 

シューズ よし、これでオッケー。 

キッドP しまった!そっちの方が良かったか。 

シューズ じゃあ、おれは、ハリーの部屋で寝る。 

ハリー よーし、来い。 

キッド
 おれは、帰ると。 
で、キッドはハリーの家に泊まらず帰ることになったのだが・・・
GM さて、キッドが家に帰ると当然ママが… 

キッドママ まあ!どうしたの!心配したのよ! 

キッド ちょっとね。 

キッドママ ちょっとじゃないでしょ! 

キッド  うーん。…ごめん。 

キッドママ お父さん、あんたに手伝ってほしいことがあったみたいよ。 

キッド うん、わかった。 
…とうちゃん、なに? 

キッドパパ こんな遅くまで、なにやってたんだ! 

キッドP なに!?さっき一緒にいたんじゃなかったのか? 

GM うん。 

キッド …えーと、ごめん。明日は手伝うから。 

キッドパパ 明日じゃおわらん。明日から3日、手伝え。 

キッド 3日かー。…うん、わかった。 

ハリーP 悲惨だな。 

シューズP ちゃんと泊まってかなきゃ。 

キッドP 先に言えよ! 
〜6月11日〜 
GM さてと、では、次の日。休日の水曜日。 

ハリー さあ、朝飯だ。エミリアは? 

ハリーパパ まだ寝てるよ。昼ごろまでは、寝ててもらおう。 
その後、お父さんと一緒に帰るそうだ。 

ハリー まだいるんだ。 

ハリーパパ きょうは、仕事は休んだそうだよ。 

シューズ ハリーさん、いいんですか? 

オペル いいんですか? 

ハリー あ? 

GM つまり、病室に行かなくて…ってこと。 

ハリー あ、ああ。行くんだろうな。 

GM 飯のあと? 

ハリー たぶん。 

GM じゃあ、病室。 

シューズ いってくださいよ、ハリーさん。 

ハリー …起きてるかな。 

GM まだみたいだね。 

シューズ ここは、がつんと! 

ハリー シューズ、いるのか? 

シューズ そりゃあ、ハリーごとだから。 

GM いるらしい(笑)。 

ハリー なに?! 

シューズ いないっす。 

GM ノーラと、エミリアのパパも、いないね。遅れて飯でも食ってるか? 

ハリー じゃあ、寝顔だけ見る。 

GM 昨日より、だいぶ落ち着いた感じ。さすがパパ。 

ハリー さすが親父。…でも、良かった。 

GM 「なんか」する? 

ハリー しない! 

シューズ もう!ハリーさん! 

ハリー 見てたのか?! 

シューズ 全然(笑)。 
 そんこんなで、シューズとオペルにからかわれ
GM さて、では、昼。エミリアが、支えられて、パパの車のところに出てくる。まだ、具合は悪そうなんだが、顔色なんかは、昨日より全然いい。 

エミリアパパ お世話になりました。 

ハリーパパ いえいえ、どういたしまして。 

ハリー なんか、言わなきゃいけないんだろうな。 

シューズ いってください、ハリーさん! 

オペル ハリーさん! 

ハリー またおまえらか!どっかいってろ! 

GM お、決意固めてる。 

キッドP うおー、そこにいてえ! 

GM 君は畑で草取り。 

キッド あっちー!だりー! 

シューズ さあ、おれ達はそこら辺のしげみにかくれてます。 

オペル 隠れて見てます。これも使って。 

シューズ なんか持ってるの? 

オペル ふふ、これです(博士の「ちょー小型ビデオカメラ」 ) 

シューズ たのしいね。 

ハリーP な、なんなんだ? 

オペル ハリーから貰ったんだよ、前に。 

シューズ じっくり、見ましょう。 

ハリーママ …やるじゃん、息子。 

ハリー なに!? 

シューズ 気にせず、つづけてください、ハリーさん。 

オペル 外野は忘れて。 

ハリー …えーと、エミリア。 

エミリア え、あ、あの、…はい。  

ハリー その…、 

ハリーP …俺こういうの苦手なのに! 

シューズ いってください!さあさあさあ! 

ハリー あー、えと、うまく言えないんだけど、オレ、こういうもの貰ったの、初めてで、 

エミリア こういう…もの? 

ハリー その、…ラブレターとか…クッキーとか。 

エミリア あ、で、でも、私、そんな、…上手くないし、ノーラみたいなら、でも… 

ハリー ノーラって、料理上手なの? 

エミリア うん!…でも、私は、全然…、 

ハリー そんなことない。おいしかったよ。 

エミリア ほんと!? 

ハリー うん。すごく、うれしかった。 

エミリア …! 

ハリー …ありがとう。 

ハリーママ もぉ〜、むすこぉ〜、や〜るじゃ〜ん。 

シューズ ハリーさん…。 

オペル かっこいいねぇ。 

シューズ やるよ、ハリー。 

オペル 首尾はばっちりです、シューズさん。 

キッドP 見てえー! 

GM では、エミリアは、パパの車で帰って行くわけだ。 

ハリー 手を振って。じゃあ、また。 

ハリーママ やるじゃん、息子。 

GM と、肘でつついて、 

ハリーママ じゃあ、あたしたちは、仕事に戻るから。 

ハリー やれやれ、あとは、ノーラか。 

シューズ 送ってく?ついでだし。 

ハリー そうだな。行こう、ノーラ。 

ノーラ ん。 
 恥ずかしい場面は終わり・・・
GM さて、では、ノーラの家。 

ノーラ ありがとう。じゃ、 

ノーラママ ノーラ!なにやってたの!
近所の人になに言われるか分かってるの?!
 


シューズ すげーな、ここも。 

ハリー そういえば、こういうとこだっけ。 

ノーラ ごめん。 

ノーラママ ごめんじゃないでしょ!!
どうしていつもママの言うことが聞けないの!?
こんな子供達とつきあっちゃだめって、いつも言ってるでしょ!! 


ハリー ん?今のは聞き捨てならんな。 

シューズ そうだね。言ってやる? 

GM 君らが口をだすことではない気はするが。 

シューズ いや、言ってやらなきゃ!  

ハリー そうだな。 
…おい!どうしてノーラの言うことを聞こうとしないんだ! 

ノーラママ なによ!あんた達は!うちのノーラに変なこと吹き込まないでちょうだい! 

シューズ おれは、確かにこんな奴だけど、違うよ、ハリーは。おれは、こんな奴だけどね。
おれは、…いいのさ…

キッドP なにいってるんだ? 

GM よくわからん(笑)。 

キッドP 「実は」そこにいてえなー。 

シューズP それやると、きついよー。 

キッドパパ ちゃんと働け! 

キッド ちくしょー! 

ハリー とにかく、自分たちのわがままで、子供が迷惑してるってのが、わからないのか? 

ノーラママ 子供が生意気言うんじゃありません! 

ハリー なんだとー!あんた達が…
あ、これは、言っていいのかなー? 

GM ん?…ああ。難しいところだね。大人の事情とか、特に、夫婦のことなんか、わかんないしねぇ。 

シューズ 言っちゃえ!言わなきゃ。 

ハリー よし!
…あんた達が離婚したことで、ノーラとエミリアがどれくらい傷ついてるか、わかんないのか!? 

GM と、ノーラが、すっと手を出してハリーを止める。 

ハリー ノーラ? 

ノーラ 私は大丈夫だから。 

ハリー でも。 

ノーラ …ありがとう。ごめん。 

ハリー ノーラ…。 

GM そんで、母親の方を向いて、 

ノーラ 家に入ろう。 

ノーラママ もうこんな子達と遊んじゃだめよ!! 

GM で、ノーラの家のドアは、ピシャンと閉まる。 

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