シナリオ・「はぐれドリーム」
※レベル1のキャラクター専用のシナリオです。決して、2レベル以上のキャラクターでは始めないで下さい。

○あらまし
たいして野心のない冒険初心者達が、偶然出会ったはぐれメタルの魅力にとりつかれてしまう、というお話です。
ですから、「はぐれメタル?何それ?」というような人には面白くないかも知れません。

○舞台
舞台となるのは、勇者ロトによって大魔王ゾーマが倒された50〜80年ほど後の、至って平和なアレフガルド。「ロトの洞窟(勇者の洞窟)」に近いラダトームの町かガライの町。

この冒険の直後に、竜王が現れて平和な時代が終わり、ドラゴンクエストTのストーリーに(このときのキャラクターで)突入するというのも面白いかも知れません。

○はじまり
ある日、主人公達の元に、こんな噂が舞い込んできます。「勇者ロトの残した財宝が、『ロトの洞窟』に眠っている。」

これで冒険に出ないならば、そんな主人公達は放っておきましょう。
また、ロトの洞窟に向かう前に、十分レベルアップするために経験値稼ぎを始めようなどとしたら、このシナリオに価値はなくなります。シナリオから、はぐれメタルに関する全てを削ってしまいましょう。

○情報収集
町で、情報を集めるときの、会話のいくつかです。
「平和だねえ。」「モンスター?なんだいそりゃ?」「あー。スライムのことか。」
「町の周りでも、行商の途中でも、スライムやスライムベスとしかお目にかかれないねえ。」
「ロトの洞窟?」「洞窟だったら、ドラキーやゴーストくらいはまだいるかも知れないやね。」
「向こうも人間をおっかながってるしね。とっとと逃げちまえば、追っかけちゃこないだろ。」
「宝?どうだろうね。」「奥の方はまだ調べ尽くされてないらしいしね。あるかも知れないね。」
「一番下の階には大きな扉があるらしいけど…」「中を見た者はいないっていうねえ。」

要は、アレフガルドの近況、モンスターの少なさをアピールし、もっと色々調べたがる人には、ロトの洞窟攻略のヒントを伝えればよいわけです。
さらに、この先のストーリーを考えているならば、その伏線を引いておけば面白いでしょう。

○旅立ち
町からロトの洞窟に至るまでの道のりには、 ロトの洞窟への道のり大体、ラダトームの町からなら8日、ガライの町からなら5日ほどかかります。
マップは次のページのものを使えば十分でしょう。
モンスターは、スライムとスライムベスしか現れません。町の近くでは3日目に1回。それ以外は2日に1回、 遭遇チェックを行って下さい。
場所 町からロトの洞窟に至るまでの道のり
ダイス  モンスター
0 スライム
0 スライム
0 スライム
1 スライムベス
1 なにもでない
2 なにもでない
   
 GMがもっと凝りたいならば、遭遇チェック表を「町から3日の範囲」と、それ以外の場所「草原」「森」「山」「砂漠」などに分けて、細かく作っても良いかも知れません。
遭遇チェックを行うときに、主人公達がどの場所、地形にいたかで、使う遭遇チェック表を決め、遭遇チェックを行うのです。
移動中にレベルアップするのはかまいません。

○ロトの洞窟 
1フロア移動:10分
・地下1階 歩数ダイス:3D  
場所 B1−上エリア
ダイス  モンスター
スライムベス
ドラキー
おおなめくじ
おおなめくじ
なにもでない
なにもでない
 
場所 B1−下エリア
ダイス  モンスター
ドラキー
ドラキー
おおなめくじ
ゴースト
なにもでない
なにもでない
   
・地下2階 歩数ダイス:2D  
場所 B2−上エリア
ダイス  モンスター
ドラキー
おおなめくじ
ゴースト
ゴースト
がいこつ
はぐれメタル* / なし
 
場所 B2−下エリア
ダイス  モンスター
ドラキー
おおなめくじ
ゴースト
ゴースト
がいこつ
なにもでない 

※はぐれメタルは、1回だけしか遭遇できず、また、決して1体以上は現れません。
1回遭遇してしまったら、B2−上エリアの、6は「なにもでない」に変わります。


○ポイント
@がれきの山
調べると中に宝箱が埋もれている。50G入っている。
A大きな石の扉があります
なにやら、魔法文字のようなものが刻まれている。
「大いなる災いの時、ロトの血を継ぐものが来たりて、この扉を開く。」
ドラゴンクエストTで、ロトの末裔が訪れると、静かに開きます。
B石碑です
勇者ロトの記したもので、来るべき災害(竜王)についてかかれています。
ドラゴンクエストTでロトの末裔が訪れ、そのキャラクターが石碑に出会うことで
「勇者」になります。
自動的転職のようなものですね。
C宝箱があります
開くと「はぐれメタル異聞」という題の本が1冊入っています。
「はぐれメタル異聞」には、メタル系モンスターの素晴らしさがとくとくと書かれています。また、平和な時代には、メタル系モンスターを同じ場所で2度見ることは出来ない(彼らは本来、非常に臆病なため)と書かれています。
遭遇チェックで「はぐれメタル」に遭遇していない場合、この2×2のエリアのどこかで、GM任意の遭遇チェックが発生し、必ず、はぐれメタル1体が登場します。

宝箱1 薬草
宝箱2 たいまつ

 


名前 スライム Lv
HP 弱点 なし MP 
攻撃 基ダ 攻属 
守備 抵抗 防属  なし
魔力 素早    
EXP     
アイテム やくそう (11)
行動 逃げ出す(ダメージ/6)
たたかう(にげなかったら)

名前 スライムベス Lv 1
HP 8 弱点 なし MP  0
攻撃 1 基ダ 2 攻属 
守備 0 抵抗 0 防属  なし
魔力 0 素早 0    
EXP  2 2    
アイテム ラックの種 (11) 
行動 たたかう
 
名前 ドラキー   Lv
HP  9  弱点 MP 
攻撃 基ダ 攻属 
守備 抵抗 防属  なし
魔力 素早    
EXP     
アイテム まんげつそう (11)
行動 たたかう
 
名前 おおなめくじ   Lv
HP 10 弱点 MP 
攻撃 基ダ 攻属 
守備 抵抗 防属  なし
魔力 素早    
EXP     
アイテム どくけしそう (11) 
行動 たたかう 
 
名前 ゴースト    Lv
HP 10 弱点 光生 MP 
攻撃 基ダ 攻属 
守備 抵抗 防属 
魔力 素早    
EXP     
アイテム たいまつ  (11)
行動 たたかう(にげなかったら)
逃げる(HP3以下の時、確率1/2で)
 
名前 がいこつ    Lv
HP 20 弱点 光生力 MP 
攻撃 基ダ 攻属  力 
守備 抵抗 防属  甲生闇 
魔力 素早    
EXP     
アイテム ひのきのぼう(11) 
行動 たたかう 

※ロトの洞窟の雑魚モンスター達は「にげる」キャラクターは無条件に逃がしてくれます。
「にげる」キャラクターは「すばやさ」の判定に関わりなく、ターンのはじめに、逃げ出すことが出来ます。「がいこつ」や「ゴースト」は少々強敵ですが、町で情報を集めたなら、「にげる」という対処法を見つけることもできるでしょう。3〜5レベルになれば、戦って勝つことも出来るはずですが。

名前 はぐれメタル Lv 40
HP 弱点 なし MP  無限
攻撃 30 基ダ 10 攻属  力天
守備 444 抵抗 456 防属  守守天天地地
魔力 50 素早 50 相殺 守天地生無
EXP  4112 10    
アイテム しあわせのくつ(12)
行動 逃げだす(4/6)
たたかう(1/6)
ギラ(1/2)

※このシナリオの最終目的、はぐれメタルです。
普通は倒せないように思えるはずです。しかし実は1〜9レベルのキャラクターというのは、最も「かいしんのいちげき」を出しやすいので、つまり、「気合い」を用いれば、いい感じに倒せてしまうこともあるということです。
とは言っても、まず先に攻撃はできないでしょうし、普通は、はぐれメタルの「たたかう」やギラでも、十分に死人が出せます。さらに、それ以外では逃げるので、倒せる確率は十二分に低いはずです。倒せてしまっても、ギラで全滅しても、それはそれで良し。
「はぐれドリーム」では、ダイスの小細工は一切なし。オープンダイスでGo!です。
運を100%天に任せるのも楽しいものですよ。