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◆ 第一話 ◆ パンデモニウム | |||
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| 夏のある日 | |||
| 〜夏休みのある日〜
GM それでは始めよう…いきなりですが、夏休み! 今日は、夏休みもそろそろ終了に近づいてきた頃のある日です。 夏休みのある日を4人の中学生男子で集まって過ごしたいのだが… やっぱり、マヨの家ですか? マヨ 「NG。」 マッキー 「なんでさ! お前の家、一人暮らしじゃん!」 マヨ 「メイドが逐一素行報告。家政婦は見た!」 マッキー 「いいじゃん見られるくらい。」 マヨ 「ばか者。報告されると嫌なのだよ。小遣い減らされたりしてみろ。もう2度と奢らんぞ。」 マッキー 「…ま、まあな…じゃあ、トラの家は?」 トラ 「うちはかーちゃんいるけど、それでも良ければ。 昼間はパートでいないから、ちょっとくらいあばれても平気。狭いけどな〜。」 マッキー 「夜がいいんだよな〜 こうさー…残り少ない夏休みを謳歌したいわけよ、俺としては。」 マヨ 「夜か。学校でも忍び込むか?」 トラ 「お〜いいねぇ。やはりマヨは冒険心があるね。入部するべきだ!!」 マヨ 「地平線のかなたまで走ってゆけ。ひとりで。」 トラ 「いつもつれないんだよね〜。んじゃ、花火!」 マッキー 「花火…いいねー。」 トラ 「学校入り込むなら、俺、 簡単な鍵ならあけられるトラには、簡単な鍵をいじって開ける特技がある。ぞ。」 マヨ 「おお、友よ。鍵を開けられるか。」 マッキー 「そんな冒険まで提案するつもりは無かったんだがな(笑)。」 トラ 「いや、これはもう引き下がれないよ!!」 マヨ 「うん。良いこと言う。」 トラ 「皆で花火買おうよ。」 マヨ 「うむ。乗った。」 マッキー 「じゃあさ、何時にあつまるよ。」 トラ 「18時くらい?」 マヨ 「日が暮れるのが7時だな。人目を避けるなら8時以降。」 マッキー 「8時が無難か。ていうか、花火やった後に忍び込むの? 忍び込んでから花火?」 トラ 「バレるかどうか…それも冒険☆」 マヨ 「…忍び込み先で花火とな?」 トラ 「だめ?」 マヨ 「友よ。俺は真っ先に逃げるぞ?」 マッキー 「おれも(笑)。じゃ、20時学校集合な〜。」 マヨ 「花火は?」 マッキー 「買って集合でいいか?」 トラ 「そするか? 予算どうしよ?」 マヨ 「…ふむ。」 マッキー 「1000円分ぐらいは欲しいな…」 マヨ 「無難なところではそうだね。各自1000円分で4000円か。悪くない。 ひとりに預けた方がセットとかでしっかり買ってこられるな。シーズン終わるし、安売りしてる」。 マッキー 「じゃあ、それでいいな?」 トラ 「俺ならでかいの買ってくるぞ〜。」 マヨ 「ほい、マッキー。頼む。」 マッキー 「おれかよ!?」 マヨ 「トラが良いと?」 マッキー 「ま…まあな…」 トラ 「俺の好みでいいなら〜…」 マッキー 「トラは自分で好きなのかってこい。」 トラ 「わかったよ。」 ナオ 「じゃあ、僕は…マッキーにまかせようかな。」 マッキー 「3000円分の花火って…すごいんじゃ…ま、いいか…」 マヨ 「じゃ、8時に校門前で。」 ナオ 「おけー。」 トラ 「了解!」 マッキー 「あ、かね!」 マヨ 「渡したぞ。」 マッキー 「マヨ、 現ナマめんどくせーよ この物語の舞台は、ほんの少しだけ未来。 殆どの買い物は携帯電話のオンラインキャッシュサービスを使って行うことができる、と言う設定。 …携帯の方が楽なんだけどな…」 マヨ 「だまれ。ハッキングで桁をずらされただけで消える金に信用が置けるものか。」 マッキー 「はいはい…」 GM で、マッキーと尚は携帯でのやりとりでお金を渡してる。 マッキー 「じゃ確かに預かった。」 GM で、4人は分かれる訳だね。20時まで、なんかする? トラ 自分好みの花火1000円分買うよ。 「13連火炎砲」見つけちゃった。その場(現実)でネット検索し、花火の通販サイトをめぐっているトラのプレイヤー。 「48連爆裂大蛇」もいいかな〜? これ1個で1050円するよ。 GM それすごいな(笑)。 マヨ なぬ? 48連とな? GM それ1個かい! トラ 消費税ある? この世界? 50円無視して、これ1個1000円でもいい? GM うん、いいよ。 マヨ 正しくは、課税されて1000円。近未来なら、消費税は10%越えていよう。 GM そだね〜。いやな未来だ。 トラ うん。そだね。 マヨ 現在でも15%を越える国もあることだしな。 GM でもその分、他の福祉がしっかりしてるから。日本はおかしい。 マヨ おお、 うちの親マヨの親は政治家だが、限りなく黒に近いグレーな政治家。にがんばって欲しいが。 GM 悪くしてる方でしょ? マヨ まったく残念、俺の小遣いの大部分は黒い方のお金だ。 トラ お金に善悪はないのだ〜。どんどんつかえ〜。 マヨ おお…友よ。 |
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| GM
19時くらいには日もおちて、暗くなってくるよ。 今年の夏は暑いです。アメダスでは日本中が30度超えてます。まっかっか。 トラ じゃあ夜も暑いね〜。 GM うん。あついよ〜。 マヨ 猛暑は平気だ。エアコンが効きすぎてる店内の方がきつい。 ちなみに、御影町は都会か? 田舎なら、日が暮れるとかなりマシになるのだが。 GM 駅周辺は高いビルがあったりするけど、ちょっと離れれば畑とかもちらほらと。 学校はどちらかというと、街から離れたところにあるね。 マヨ なら、だいぶマシだ。暑いことに変わりはないが。 GM うん。アスファルトばかりの町中よりはきっとましだね。 トラ 了解。じゃ、適当にチャリで学校向かいます。 GM じゃあ、20時ちょうどぐらい? マヨ 俺はちょうど。1分前で十分。 GM じゃあ、トラが先かな? トラ うん。まぁ、トラは楽しみで少し早めに来ちゃうだろうから。 マヨ 小学生か。 トラ 中学生だよ。 マヨ わかっとるわい! GM じゃあ、トラが「48連爆裂大蛇」を抱え最初に学校に到着と。 その後マッキーが… マッキー 「ういーす!」 トラ 「うぃーっす!」 マッキー 「おま…何その花火?」 トラ 「すっごいだろ〜! 48連だよ。」 GM で、マヨがきて… マヨ 「おや、ナオはまだか?」 マッキー 「あー…まだだな…」 トラ 「お〜、マヨ。これ見てよ。」 マヨ 「おお、良いものを。」 マッキー 「にしても…ナオおそいな…」 トラ 「だな〜。」 マヨ ナオは、どういうタイプ? 遅刻するタイプ? GM 尚太君の尚は素直の「なお」。マイペースではあるな。 マヨ それは時によって素直とは取れなくなるが。 トラ んでも、そんなに毎回遅れるタイプではない? GM そだね。理由無しには遅れないかな。 マヨ 「ふむ。マッキー、電話してみたらどうか。」 マッキー 「だな…」 GM マッキーが電話をかけようとした丁度その時、学校の校門に向かって… ナオ 「ごめんごめん!」 GM と、話題のナオがやって来ます。10分遅れくらいです。 トラ 「ナオ、めずらし〜じゃん! どした?」 ナオ 「ごめんね、ちょっとエミリちゃんに話したら一緒に花火やりたいって話になってさ…」 GM エミリは尚太の彼女。 トラ 彼女持ちか〜!! マヨ 「おお、中山さんか。」 ナオ 「それは芸能人ね(笑)。」 マヨ 「すまん、辺見さん。」 ナオ 「それも芸能人(笑)。」 GM 楠エミリ(すくのきえみり)。同じクラスの女の子。 エミリ 「ごめんねいきなり…ちょっと準備に手間取っちゃって。」 トラ 「いやいや〜、久しぶりだね♪」 エミリ 「夏休みだもんね。」 マヨ 「楠、お前の受け持ち分の花火はどうした?」 エミリ 「え? もってこなきゃまずかった?」 ?? 「あんたは何を尻の穴の小さいこといってるのよ。」 マヨ 「ぬ?? 誰か?」 トラ 「だれだれ?」 GM 上薙白雪(かみなぎしらゆき)。 ショートカットの女の子だね。やっぱりクラスメートで、エミリとよく一緒にいる子。 白雪 「まったく、マヨ金持ちなのに器ちっさいよ。」 マヨ 「 ピヨ マヨが白雪につけたあだ名。「上薙(上をなぎ払う)」なので、「白」と「雪」の上部分を消す。 すると、「日」と「ヨ」が残る。「ひ・よ」なので、「ピヨ」。馬鹿馬鹿しいほど回りくどい。 か。なぜここに。」 トラ 「上さん、久々だね〜。」 白雪 「久しぶりだね〜。」 トラ 「2人ともこんな時間に学校にくるとは。実は冒険大好きだね〜。どうかね、我が冒険部に是非!!」 エミリ 「トラ君はまだ勧誘してたんだ。」 トラ 「いつでもするよ〜♪ 仲間はたくさんいた方が楽しいからね!」 白雪 「はいはい。さ、花火花火!」 マッキー 「なにこの大所帯?」 マヨ 「全くだ。 川口探検隊水曜スペシャル。川口浩隊長の下、様々な場所に冒険に行くドキュメンタリー(?)番組。 か。」 トラ 「いや、いいじゃないか。夏休み最後の大冒険だよ!」 マッキー 「この大人数で校門前はやばいから、なかはいろうぜ。」 トラ 「うんうん。まずは校門の鍵開けないと。」 マヨ 「友よ。行け。いま、この閉ざされた扉を開き、冒険への一歩目を踏み出すのだ。」 GM ナオとエミリは笑って見てるだけ。 トラ 「おうよ!!」 白雪 「はいはい…」 トラ 鍵開けするよ〜。 GM 校門の鍵だよね? マヨ うん。閂か、南京錠だと思うが。 GM 南京錠とかはかかってない。閂だけだね。普通に乗り越えて…中のストッパーはずせば普通にあくよ。 トラ そうか。じゃあ乗り越えてよいのね。 GM ここは初の判定に行きますか。 トラ やるよ〜。気合で乗り越えたいところだけど、ここはそんな気合は必要なさそうだから、さっと乗り越えるかな。 GM 今回は スピード Cherishでは、ある行為を「どのように」やったかで、その成否を判定する能力値が異なる。 気合いと根性のファイト、運動と速度のスピード、筋力と体力のタフネス、知性と器用さのウィズダム、直感と感性のフォースの5つから、プレイヤー自身が「どうしたいか」を考え、判定に使う能力値を選ぶのだ。 でいこっか。 トラ サイコロは、1と3でした。4だから、成功。 GM OKだね。足を滑らすこともなく、乗り越え成功。 マヨ 「よし、友よ。あけてくれ。」 トラ おっし。んじゃ〜、鍵開けまーす。 マヨ 一応周囲に気を配っておくか? まわりは? 通行人とか、住宅の窓とか、平気そう? GM 通行人はいない。でも、大きな音を出せば民家から正義のおばちゃんが顔を出すことうけあい。 マヨ 「ささっといくか。」 トラ 「とりあえず、俺バケツに水汲んでくるよ。」 マッキー 「お、いい判断! …あ、だれ火もってる? 冒険家もってる?」 マヨ 「花火ががりが用意するものだろう。」 マッキー 「おれねーよ…」 トラ 「火は…忘れたよ。」 マヨ 「帰るか。」 トラ 「やだー!」 白雪 「…ばか…」 ナオ 「やっぱり持ってきてなかったね(笑)。大丈夫、僕もってきたから。」 トラ 「なにぃ!」 GM というのが、いつもナオの役目。 トラ 「さすが、冒険部! ナオには副部長の地位を授けようではないか!」 ナオ 「ありがと(笑)。」 マッキー 「うし! 花火だ!!」 |
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