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◆ 第一話 ◆ パンデモニウム | |||
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| 赤毛の3年 | |||
| 【生徒指導室】 先生 「…でいったいどういう事だ?」 堅斗 「こいつがいきなり殴って来たんですよ。」 マヨ 2人と先生、中に入ったんだよね? GM うん。 マヨ おれ、外だよね。ドアの外で聞き耳立てて良い? GM おっけー。 先生 「いきなり訳もなく殴るわけないだろ。」 トラ 「いや、俺が階段上っていったら、いきなり上からツバはかれて。聞いても、素知らぬ振りしてるんですよ。」 先生 「…堅、そうなのか?」 堅斗 「だーかーらー…見たのかよっていってんの!」 トラ 「見たわけじゃないから、確かになぐりかかったのは悪かったっすよ。でも、俺もちょっと頭きちゃってたから。」 先生 「たしかに、いきなりはまずかったね。」 トラ 「はい。」 先生 「ふう…こういうのは、どっちを信じるとかできないが、君が唾を吐かれたってのは真実なんだろう。 しかし、相手に怪我をさせてしまったことは…謝らなければいかんな。怪我をさせてしまったら負けなんだよ。」 トラ 「はい、すんませんでした…。」 マヨ やれやれ、まあ、どうにか、だな。さっきの証言の女生徒に。 「すいません、先輩。お手数かけなくて良いみたいです。」 トラ 「ちょっと待ってください。でも、こいつにも謝らせてくださいよ!」 マヨ 「…ぬな?!」 先生 「確かに、暴言はいかん…堅、あやまれ。」 堅斗 「なんでおれが!」 女生徒 「私はどうするればいいの?」 マヨ 「あ、待って。度々すいません。出番来そうです。」 女生徒 「え?」 マヨ 中に耳を澄ます。 堅斗 「だれが謝るか!」 トラ 「暴言もムカつきましたけど、それ以上に、学校で唾はくなんてサイテーじゃないすか?」 堅斗 「だから、はいてねーって!」 トラ 「女生徒とかだったら、ホントにショックでトラウマになりますよ。」 堅斗 「他のだれかだろう!」 トラ 「あの階段上れなくなりますよ!!」 堅斗 「じゃあ! おれだって言う証拠もってこいよ!」 マヨ こんこん。 トラ ありがと〜ございます。 マヨ 「すいませーん!」 先生 「だれです?」 GM 先生が廊下に出る。 マヨ 女生徒が中から見えない位置で待つ。 先生 「なにか用かな?」 マヨ 「あのですね、この先輩、状況を見てたようなので、ちょっと説明をお願いしたんです。」 トラ 「あっ、マヨ。」 マヨ ドアをするすると閉める。声も聞こえないように。俺は良いけど、女性徒の声はダメ。 GM じゃあ、女生徒が、ドア前で、さっきの出来事の話をする。 先生 「…そうなのか…全くあいつは…。 わかったから君たちは帰りなさい、もうすぐ授業が始まるだろう。」 マヨ 「はい、先輩も、先生もお手数おかけして、すいませんでした。」 走らず急いで教室に。 |
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| マヨ
「先生! 桐生は気分悪くて保健室で休んでます!」 マヨのクラスの先生 「お、お…おう。」 |
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GM
先生は、マヨと女生徒を見送った後、再び生徒指導室に入ってきます。
先生 「堅、お前嘘ついたな。」 堅斗 「!」 先生 「その場にいた者から聞いた。お前が唾をはいたそうじゃないか!!」 GM という怒号が。 先生 「おまえが謝れ!」 堅斗 「ば、ばかじゃねーの! だれだよそいつ!」 先生 「だれでもいい!!」 堅斗 「おれははいてねー!! おれがはいてねーって言ってるんだからはいてねーんだよ!」 トラ 「やっぱりお前…、サイテーだな。」 堅斗 「なんだと…」 トラ 「先生、もういいですよ。謝らせなくても。」 先生 「…すまん…君はクラスに戻ってくれ…私はこいつと話をする。」 トラ 「はい。わかりました。騒ぎ起こしてすみませんでした。」 先生 「いや。今回は全面的にこいつのせいだと思う。」 堅斗 「なんでだよ!! てめー、覚えてろよ…」 先生 「堅!」 トラ 「お前一回くらい友達から顔面につばかけられてみろよ。」 堅斗 「けっ!」 トラ 「では、しつれ〜しました。」 あ〜〜〜喧嘩しちゃった。 |
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GM
トラは、3時限が半分ぐらい終わった頃、教室に戻ってくる。
マヨ 「おお…友よ…気分は平気か?」 トラ 「ん? お蔭様で。ちょっとはマシ。」 マヨ 「そうか、何より。」 トラ 「でもやっぱり、ムカつく奴はムカつく。」 マヨ 「余計なことを口に出さず、早く席につくのだ。そして授業を。」 トラ 「はいよ。」 GM では、授業が進んでいく。 |
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