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まじょよったりはひがしより |
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比嘉由良 |
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| 〜7月10日(木)〜 【昭栄学園高校】 WC 誰から行く?何したい? 平太 うーん… サヤ 森を調べるのと、カラオケBOXと 平太 学校で聞くことって、いま思いつかないな…あ、文にきいてみる。 「文さー、公園のホームレスってまだいるの?」 サヤ あ〜、あとへーこらしてた人っているのが気になったんですけど。 文彦 「いるんじゃん?てか、しらんがな。 俺そのばーさんの恋人でも孫でもないし。」 平太 「うわさって事ね。よく公園通るけどみかけないぜ?」 文彦 「そうなの?」 平太 「うん 森にでもいるのか?」 文彦 「そうだなー、森ン中でも隠れてるかな。まー普通に、西に移ってったてことかも知らんが。」 平太 「にしてもよー…田口美紀みつからねー! 文彦 「長いよな。1週間だっけ?」 平太 「今日でまるっと一週間だな…」 文彦 「うおーやべえー。 親は警察に連絡したりしないのかな?」 平太 「あ〜 どうなんだろ?してたら学校で騒ぎじゃね?」 文彦 「そだね。」 平太 「とりあえず、気になるところを探すしかないか…」 文彦 「なるほどねえ。」 WC 「んま、手伝えることあったら言ってくれ。」 平太 じゃあ、学校おわりかな? WC ということで、がっこうおわり、で。 平太 「あれ聞き出せないか?田口がつきあっていた奴がいたのかいないのか そこら辺が全然わからんよおれには、日本語が通じないもん」 文彦 「おれが?訊いとけば良いわけ?いいよ。」 平太 「うん できたら。 すまんな!こんどなんかおごるよ」 文彦 「いらんいらん(笑)。ほかには? そんだけでへーき?」 平太 「あとは…ちょっと気になったのが「やばいこと」かな?田口の奴なんかやばいことになったみたいじゃん?」 文彦 「うん? マジやばいよって?」 平太 「そそ、そのこと。それなにかわかんねーかな?」 文彦 「うーん、あれはただの慣用表現だと思うけど。気になるなら訊いておく。」 平太 「そっちの「やばい」かよ!正しい日本語つかえよ!」 文彦 「いあ、あれはあれで『正しい』んだって。」 平太 「おけおけ…俺が時代に追いつけばいいのね… なんにしても、ちょっと頼むわ」 文彦 「まーそうとも言う。 おっけ。じゃあ、ちょっと待ってな。」 WC と、文は教室から出てゆく。 |
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| WC
と、10分もしないうちに戻ってきて… 文彦 「訊いてきたよ。」 平太 「うわ!…お前も異星人?」 文彦 「ばっか。バイリンガルでっすよ。」 平太 「おけおけ(笑) 文彦 「付き合ってるやつってか、いたやつってかは、うーん、お前の感覚だと、『居ない』な。 平太 「??」 文彦 「うーん、なんつーか、互いを、『カレシ』『カノジョ』で呼び合う関係って、 お前が思うほど、深刻じゃない事も多いんだよ。」 平太 「へー男で親しい奴がいた…って認識でいいのか?」 文彦 「あの子達の『付き合う』は、遊んだり、エッチなことしたり、そういうことのなかで、 同性じゃできないことを許した相手との交友関係を指すんだよ。 親しいって言うと、また少しズレるけどね。」 平太 「なるほどね〜」 文彦 「でも、そんな感じで良いかも。」 文彦 「で、その意味で言えば、多分田口さんについて、お前の知りたがってることを知ってる『男』はいない。そう思って良いと思う。 おっけーか?」 平太 「じゃあ、男と一緒にいるとか、そういう線はないってことか?」 文彦 「うーん、断言はできないけど、ね。」 平太 「じゃあ、やばいってなんだよ」 文彦 「あれはね、多分グループ内での立場ってか、社会的なこう、なんてかな… 外交的な失敗をしかけている…って感じのニュアンスになるのかなー?」 平太 「あー、グループになじめてなかったってこと?まあ、そんな感じぷんぷんだったが」 文彦 「いや、そういうことじゃないよ。グループの子達、田口さんのこと受け入れてたじゃない。」 平太 「他がだめってことか?」 文彦 「てかね、多分、田口さん、他のグループの子と付き合いがあったんじゃないかなあ。 それも、あのグループとは毛色が違う感じの、ね。」 平太 「よくわからんな…他のグループってどこなんだ?」 文彦 「そこまでは。でも、なんか言ってなかった? 田口さんが、彼女たちのいまいちなじめない相手と付き合いが会ったみたいなことをさ。」 平太 「いるとしたら、進学クラスだよなーわからんけど…」 文彦 「だね。そういうのは、クラス関係ないと思うし。」 平太 「他に学校きてない奴いるのかな?あのクラスで むしろ、同じクラスなら、より問題大きくなるだろうから…一応はきてるか… ちょっと他に話の通じる進学クラスの子いない?」 文彦 「いるけど。」 平太 「男でも女でもいいし」 文彦 「男なら早いよ。」 平太 「じゃあ、ちょっと聴きにいってみるか」 文彦 「いっとく?」 平太 「うん 1週間はやばいしな…」 文彦 「じゃ、昼に、体育館で。」 平太 「おけ」 |
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| 〜昼休み〜 【体育館】 平太 じゃあ、体育館へいったよ WC 文が、バスケしている何人かの男子に声をかける。 すると、男子たちが集まる。 平太 「バスケやってるとこ悪い、ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ…」 男子1 「いいよ。どした?」 平太 「田口美紀と仲良かった奴しってる?あのギャルグループいがいで」 男子1 「田口?」 平太 「いやちょっと最近こないじゃん?なんでか聞きたくてさ」 男子2 「仲良かったってか、あいつら別に仲いいってんじゃないだろ?グループってだけで。」 男子1 「なあ。」 男子2 「田口、引き篭もりってまじ?」 平太 「いや、そのへんが知りたいんだけどさ」 男子1 「えー、あと、は…田口と話してた系か?」 平太 「(メールアドレス)のアーティストのファンの奴とか」 男子2 「俺レアキャラ思いついたぜ。」 男子1 「だれだよ?」 平太 「だれだれ?」 男子2 「比嘉。比嘉由良。」 平太 「ひがゆら?」 男子2 「ひが、ゆうら。」 平太 「どんなやつ?そいつ?」 男子2 「ふつーだよ。ふつーの女子。どっちかってと、大人しめの。」 平太 「今日きてるの?」 男子2 「きてんじゃね?」 男子1 「SAだっけ?」 平太 「SA?!クラス違うじゃん! おけ!ありがと!きいてみるわ」 男子2 「進学科Aクラス。まあ、友達は、クラスかんけーねえし。」 男子1 「別に、特進の女子と普通の男子が付き合ってるより普通じゃん? 平太 「ばっか。ふたりの間にはいろいろあるのよ」 文彦 「フォローうゼー!」 平太 「うし!行くぜSA!」 文彦 「はいはい。」 WC では、放課後で良いですか? 平太 おけー |
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