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◆ 第一話 ◆ まじょよったりはひがしより | |||
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| 魔女来たりて | |||
| WC
では、戦闘開始。魔女「ナナシ」。シヨク×2。ササガニ×3。
平太 じゃあ、背後の奴ってどいつ? WC 背後は、ササガニ2匹。左右にシヨク。正面に名無し・ササガニ。 サヤ どいつがどの属性だったか???忘れちゃった。ごめんなさい。 平太 さやねぇはシヨクがやばい。おれはササガニがやばい。 サヤの青(ウィスタリア)はシヨク(へーたもそうだが)の赤(カグヤ)に弱く、へーたの赤はササガニの黒(ゾートロア)に弱い。 さやねぇがササガニ2匹でいいんじゃね。残りおれで。 サヤ あと4体がへーたんの担当で? んじゃ、へーたんがササガニに攻撃されるのが、一番やばいけど、それはまめに回復するしかないってことかな。 平太 リキのしっぽで2匹やっつけてくれることに期待(笑)。 サヤ うん。がんばる。 |
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正体不明の老婆「名無し」に率いられた蜂と蜘蛛の怪異の群れ。 囲まれた不利を解消するために、へーたは敵の割り当てサヤと分担し、突破口を開く事を狙う。 しかし… |
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WC <スタートチャージ>
平太 Eギャンブル☆9…x。 サヤ 最初から飛ばしますね〜。 平太 うん。ほぼギャンブルしかない(笑)。 WC スピード判定。 サヤ ダブルバースト!…したけど、最後に0… サイコロを振り、☆つきマトリクス(ある特定の目)が出ると、サイコロをもう一度振って目を加算できるのが『バーストアップ』。 同じ目を出しつづければ、ダブル・トリプル…と、どんどん数字が大きくなってゆくが、その途中1度でも×マトリクス(大抵はサイコロの目が0の時)が出ると、すべては水の泡。 大失敗(ファンブル)になってしまう。 平太 ギャンブルか(笑)。 サヤ はい〜。 WC へーたの番です。 平太 えー…<赤>チャージ。Dギャンブル☆9…全然だめ。x。 サヤ いや、最初に出しとけばきっと後には出なくなりますよ。 平太 だといいけど(笑)。 |
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| 2人してサイコロの目が非常に悪い。 敵、『名無し』は、それを尻目に… |
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| WC 名無しから。 名無しが周囲を差し招くような仕草をすると、彼女の周りに小さな蝿が飛び始める。 サヤ もしかして!? WC 小さな蝿は周囲に満ちる自然の力を魔女に届け始める。 平太 集める 青(天)属性のスキル<息吹>。 サヤの<はたらきものの子犬たち>と、基本は同じスキルである。属性の力を、毎ターン自動で少しずつ収集する。 のか… サヤ いやだな〜。 WC シヨクの番。サヤに針を飛ばして攻撃。 平太 ガード! WC もう一匹のシヨクも、同じことを。 平太 ガード! WC 攻撃ファンブル。 サヤ やた〜。 平太 ナイス。 WC へーた、これで2回 『かばう』 仲間への攻撃を代わりに受ける『かばう』は、属性の優劣が戦闘に大きく影響するM0では非常に有効な戦術だが、1度『かばう』を行うごとに『ウェイト』が8ずつ加算されるというリスクもある。 『ウェイト』は、次ターンの行動順決定時に不利な修正として働き、結果、『ウェイト』を抱えるキャラクターは、行動順が遅くなってしまったり、最悪、行動が出来なくなってしまったりする。 でウェイト16な。 平太 はいよー。 サヤ うわ〜。ごめん。ありがとう。 |
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| へーたは、サヤが道を切り開くことを信じてサヤの背中を守ることに専念する。 | |||
| 平太
<スピードストック>
積極的な行動を行わない代わりに、常に高いスピードを維持するアクション。
前述の『ウェイト』によって完全に行動不能になることを防ぐ意図である。
WC かばうに専念、か。 平太 そそ〜。 WC ナイス戦術。 平太 後ろやってもらうまでは何とか繋げる。 サヤ 私が急がねば〜。 平太 属性が全くたまって無いのが怖い… サヤ そですね。 WC ササガニA、シヨクBと交代。 サヤ なに〜? WC 名無し。<青>属性をチャージ。11+蝿の効果で8。総計29に。 平太 いやーん。 サヤ またきますね〜。 |
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しかし、それをあざ笑うように、敵は配置を変更してしまう。 さらに、魔女『名無し』自身も、補助スキル<蝿>の効果を加えて属性力を順調に高める。 |
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| WC
次、4ターン目。スピード判定。
平太 バースト。ダブルバースト。(9+9+4)×2+3+25=72。 サヤ お〜!! WC なんに使う気だ。 平太 いや、かばうに(笑)。 |
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| やっとサイコロで良い目、というか、凄い目を出したへーただが、微妙に出しどころを間違っていたり… | |||
| WC 名無し。
<扶助転換>
現在累積中の属性の色を、規則にしたがって変えるアクション。
ここでは、「青」は、へーたの「赤」に対して相性が悪いと考え、「黒」に変化させた。 。青を黒に。 サヤ やばいな〜。 WC シヨクA。ササガニBと交代。 サヤ 私の目の前からササガニいなくなっちゃった。 |
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今ひとつ足並みの揃わない2人を尻目に、敵はフォーメーションを組み直したり、属性を2人に有利なものに 変えたりと、着々と戦いを進める。 対して2人は… |
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| 平太
敵の担当を変えるのはいいんだよね?
WC いいよー。 サヤ 入れ替わります? 平太 入れ替わっておきたいよね… WC ちなみに、いまはサヤの番ー。 サヤ じゃ、私の行動で入れ替わり〜。 WC それ、 サポート 実際の行動の直前や直後に挿入できる、補助的な行為のこと。 「サポートチャージ」や「属性破棄」などがこれに当たる。 だから、その後に行動して良いよ。 サヤ で、行動は 『リキのしっぽ〜』サヤのメイン攻撃スキル<一尾両断>のこと。。 平太 おー! いくね(笑)。速攻! サヤ うぃ! WC 対象は前衛。名無しは後衛なので、ササガニ3体のみ対象。 平太 そこで蹴散らせれば… サヤ なるほどね。ササガニ3体でいいですよね。 命中判定は、Bケアフル☆7。 平太 うん 当ててこー! サヤ 4なので、5+4=9。 平太 お、いいとこだ(笑)。 いやーんな数値 M0では、攻撃に対して『攻撃を回避する』か、『ガードしてダメージを減らす』のどちらかを選択する。 防御側からすれば、攻撃の命中値が高くて回避できないとなれば『ガード』を、逆に命中値が低く攻撃を避けてしまえそうならば『回避』を選べばよい。 しかし、このような、『回避できそうだが、失敗するかもしれない微妙な数字』は、防御側からすると非常に悩みどころな、『いやーんな数値』になる。 。 サヤ かわすには微妙なとこですよね。 WC いいや、カモン。全員。 平太 全員ガードか(笑)。 WC だって厳しいよ。 平太 わかるわかる。 WC ダメージ食らう覚悟で生き残るしか。 平太 攻撃が遅れる ダメージを減少させるために属性値を使うと、攻撃に使うための属性値が足りなくなる。 属性値が攻撃・防御の両方に関わるM0のジレンマである。 から、それはそれでおっけ! サヤ 威力は…4なので、27+4=31。 WC ササガニA。つぶれて死亡。 平太 おけ! …これは期待… WC B、同じく死亡。 サヤ お〜、すごい。 WC ササガニC、属性殆ど使って、ダメージを22点減少。生きてる。 サヤ それもすごい。 平太 十分十分。 WC では、ちょうど死んだ2匹がサヤより遅かったので、これでこのターン終わり。 |
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| まずは何よりもサヤの攻撃を優先させ、ササガニを2体屠る。 | |||
| WC
残り4体だから、普通の陣形戦闘に戻ります。
平太 それがいいね(笑)。 サヤ じゃ、それで。 WC 前衛、シヨクA、ササガニ。 後衛、名無し、シヨクB。 サヤ 逃げることはとりあえず考えないで大丈夫ですかね? 平太 うん。押してこう! サヤ あ、私後衛に下がっておくね。 平太 おけー。 |
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| とりあえず体勢を立て直した2人は、方針を、突破して逃げることから、正面からの撃破に切り替える。 | |||
| WC
名無し。
<木々の盾>黒(ゾートロア)のスキル<盾>LPダメージを一定量吸収する。。ぞわぞわと這い回るツタが魔女の体を隠す。 |
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| 対して、魔女『名無し』も、自分の周囲に盾を作り、攻撃に備える。 | |||
| WC
サヤ。
サヤ 行動で、 <チビわんこ>自動属性収集のスキル<息吹>。呼ぶよ〜…わらわら。 WC へーた。 平太 <ハーフアクション>行動の効果が半減する代わりに、速度を維持できる行動方法。で<チャージ>。Cノーマル☆9…ファンブル(笑)。 WC だめじゃーーん。 平太 ねー(笑)。 |
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| しかし、ここに来て再びへーたのサイコロの目が悪くなる。 | |||
| WC
シヨクA。サヤに針を飛ばす。命中11。
平太 かばう。<封壁>のキャッチ!! 威力ください。 WC 威力34。属性は赤ね。 平太 8でて、36止め。がっちりキャッチで握りつぶし。 サヤ お〜。ありがと〜〜。私なら、とんでたよ。 |
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残る敵は、天青の名無し、そして烈赤のシヨク、そして理黒のササガニ。この中で烈赤はサヤには相性が悪いため、 へーたは「かばう」を多用することになる。さらに、先ほどからのサイコロ運の悪さが加わって… |
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| WC
シヨクA 、同じく、サヤをはり飛ばす。
違った、サヤに針を飛ばす。 平太 (笑)かばう。 WC 命中9。 平太 Aノーマル☆9、で回避…ぎゃー! 抜けた。回避8… サヤ きゃ〜。 WC サイコロ8でたよ。やった僕ちゃん。威力36。 サヤ 痛いよ〜。 平太 そのままきた。 WC 生きてるの? 平太 2越え残りLPをダメージが2オーバー。。 WC 属性障壁ないの? 平太 ないよー。さっきので使っちゃった。 WC おお、戦闘不能か。 サヤ まじで? 平太 まじでー… WC 負傷に2。 平太 ちょいまち。 WC ん? 平太 不屈ポイントで『実は』ガード! WC 有ったのかね。そんなものが。 サヤ ふぅ〜〜〜… |
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| あわや戦闘不能のへーただが、最後の「不屈ポイント」を消費し、辛くも生き残る。 | |||
| WC
『名無し』の番。へーたを指差すと、地面から黒くとがった
<つぶて>正体は黒属性の遠隔単体攻撃<黒の遠撃>。 基礎的な攻撃スキルの1つである。が飛び出す。 平太 うへー。 サヤ かばうよ〜。 黒「黒(ゾートロア)は、へーたの「赤(カグヤ)」に対して有利。だし。 平太 ありがとー。 WC 命中7。 平太 お、いい数字。 WC サヤのパリアンス「回避」をあらわす能力値。は1(笑)。 平太 おれが受けた方がよかったか… WC そうとも言うね。 属性の相性は、互いが属性力を多くためている時にこそ大きく発揮される。 逆に、属性が蓄積されていないのならば、それほど大きな不利益は蒙らない。 …ただし、まず前提として、『属性がたまっている時』と、『属性がたまっていない時』では、例え不利な属性のときでも、明らかに『たまっている時』の方が良いわけだから、比較の対象としては相応しくないのだが… どうせ属性ないんだったら。…威力30。 サヤ 7かぁ。ガードで。いける、はず。 属性3使って、…19ダメージ。生きていればだいじょぶ。 平太 つよいなー(笑)。 WC サヤの番です。 サヤ 回復はできないけど、攻撃はできる…。 サヤのスキル<治癒>は、スキルの中でも比較的消費属性力が大きく、『煮干』によって消費属性力を下げている<一尾両断>と比較すると、属性値のたまり具合によっては、文字通り『回復は出来ないけど攻撃ならできる』状況が生まれることもある。 平太 強い子だ。 |
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| 更に、属性を転化させた魔女『名無し』によってへーたの弱点が狙われ、それをかばったサヤも大ダメージを受けてしまう。 | |||
| サヤ
悩んだらだめだ〜…攻撃する!
平太 おー! サヤ <一尾両断>! B ケアフル マトリクス『ケアフル』は、サイコロの目がどんなに低くても『ファンブル』だけは発生しないのが強み。 ☆7…やっちゃった〜〜…0。だけど、とりあえず命中4。 平太 おけおけ! WC ササガニはファンブル。シヨクは回避。…威力カモン。 平太 ササガニはゲットだね サヤ …0。なんで? 15+4で威力19。 平太 いくでしょ! WC 逝ったけどね。ササガニ消滅。 平太 ならおけー! 範囲攻撃いいわー。 サヤ はぁ。とりあえずやったかいがあった。 WC 0が出てもある程度ダメージあるから回避の重要性高いね。 平太 うん。 サヤ ガードを選択するのがこわいよね〜。 平太 これで、2対3か? |
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| 回復を捨てたサヤの攻撃によって、ササガニが倒れ、残りの敵は3体! | |||
| 平太
チャージ!
WC やっとやる気になったか。 平太 うん。シヨクの攻撃が終わるの待ってた。 WC なるほど。考えてるね。いつになく。 平太 さすがに、初心者に頼れない(笑) サヤ 私が突撃系だから。 WC おおおおお…かっちょいいよ。惚れそう。 平太 (笑)。 |
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| 合わせて、へーたも「かばうに専念」から、より攻撃を視野に入れたシフトに切り替えてゆく。が… | |||
| 平太
ファンブル…でまくってるな…0。
WC 増えてきたね。前半調子良かったのに。 平太 一時期が9ばっかりだったからな… サヤ 涙…。 WC 魔女『名無し』の行動。サポートチャージ&チャージ&蝿で、青31に。 平太 1回で31までいくのかよ…おそろしいな… WC 魔女だから。 サヤ わたしの番。サポートチャージで6と、わんこで12。さらに行動でチャージ。計:24。 WC 主婦だから、と同じ感覚で。主婦も一気に24だぜ。 平太 すげー(笑)。 WC 天 天青(ウィスタリア)属性の固有スキルである<息吹>は、属性チャージに対して非常に高い性能を誇る。 他にも、防御の<大樹>、回復の<治癒>など、安定感のあるスキルが揃っているのが天青の特徴である。 ですから。 サヤ ピース。 |
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再度ファンブルの波にさらわれるへーたと、天青属性の特性を生かし、どんどん属性値をためるサヤ&『名無し』。 累積させた大量の青属性によって繰り出したのは… |
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| サヤ
わんこがあつめて、計:30。回復してもいいかな。
平太 いいともー! サヤ <リキの毛づくろい サヤのスキル<治癒>。傷を治し、LPを回復する。 >! …9なので、33+4=37。満タン回復。 WC 『名無し』の番。サヤに。 平太 まかせた! サヤ はいよ〜。 WC 指をうぞうぞと動かしてつかみかかるような仕草。それにあわせ、木々の枝や葉がサヤを拘束しようと伸びてくる。 サヤ 拘束か〜。 WC <束縛 天青属性のスキル。回避に失敗した対象の動きを封じる。 >だ。命中8。 平太 回避だもんね… WC 奴の 弱点 バランスの取れた能力値を持つサヤだが、唯一、回避力『パリアンス』が極端に低い。 だね。 サヤ できないけど、ま、振ります〜。…2でした。 平太 残念… |
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サヤは回復、『名無し』は束縛。同じ青属性の2人の、対照的な行動だったが、これによって戦局は大きく動く。 事実上、へーた1人で、サヤを守りながら、名無し+シヨク2匹の合計3体と戦うことになるのだ。 不利を認識したへーたは、戦局の変化を狙って… |
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| 平太
さて、そろそろ会話しようか。
WC 敵と、かね? 平太 「ちょっと待て! 俺たちが何したって言うんだ!」 WC 魔女はくく、と、喉を鳴らし、にたりと笑う。 平太 「別に俺たちは、お前を殺しに来たわけじゃない!」 WC 舌なめずり、といっても良い表情だ。 平太 「ある高校生を捜しているだけだ!」 WC 言葉は、通じていないような印象を受ける。 サヤ 「だめかぁ〜。」 平太 さっきの「帰れ」って言ったときと、雰囲気は違うの? WC いや。同じ。話す気がないって言うか。同じ生き物として君たちを見ていないって言うか。 平太 ふーむ…じゃあ、続けますか。 サヤ とりあえず、花とか懐から出せる? WC それは、無理かな。そこまでは動けない。 サヤ 束縛中だもんね。 WC 一歩間違うと18禁に。 平太 間違うな。 WC すんません。 平太 編集が苦労する。 WC マジすんません。 平太 サイトから追い出されて、家無き子になったらどうするの! サヤ それは大変。 WC ああああ…すんません。マジすんません。 |
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戦況は好転しない。 身動きの取れないサヤに、『捕食者』と化した『名無し』、そして、シヨク2匹が攻撃を仕掛ける。 |
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| WC
シヨクA。サヤに。針飛ばす。
平太 かばうー! サヤ すみません! WC えいや。命中9。 サヤ びみょ〜。 平太 それは、<キャッチ へーたの防御スキル。『力』で作られた『右手』で、敵の攻撃を受け止め、ダメージを相殺する。 >! 威力ください。 WC 威力20。 平太 止めるぜ。握り潰した。 サヤ かっこい〜。 WC まーこれでウェイト+12なんだけども。 サヤ ごめんなさいぃ。 |
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| サヤ自身も、何とか<束縛>を脱するために力を尽くす。 | |||
| WC
次、サヤ。
サヤ がんばって ふりほどく <束縛>は、束縛された者が『振りほどく』ことを試みることが出来る。 術者と束縛された者で判定を行い、束縛したものが勝ったら束縛を振り切ることが出来るが、逆に術者が勝つと、束縛された者は僅かにダメージを受けてしまう。 ぞ〜! WC こっちは11〜。 サヤ Aノーマル☆5! ふりんぐ2だから11。 WC もう1回勝負ー。 平太 きびしいな… WC 今度は12〜。 サヤ 5。 WC サヤに7点ダメージ。 サヤ 絶対振りほどけない気がしてきた。 |
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| しかし、サヤの決して高くないフリング値(物理攻撃力、筋力などを現す数値)では、魔女の高い魔力に対して、簡単には打ち勝つ事が出来ない。 | |||
| 平太
俺がぶっちぎるよ。
WC 他人がやるのありか? 平太 ありじゃない? WC この形ならアリっぽいな スキルは、キャラクターの設定によって細かい効果に影響を受ける。 例えば同じ<息吹>でも、サヤの<息吹>は『小さなわんこが駆け回る』が、名無しのそれは『蝿が周囲を飛び回る』。 その設定は、スキルの細部を決定する。 例えば、<束縛>を今回のような『木々で縛る』設定にすると、周囲の人間が『振りほどき』に手を貸せてしまう。 しかし、『麻痺』に設定すると、<束縛>自体が、もともと『麻痺』を起こさない、工場の機械などの動きを止めることには使えなくなる。 。麻痺とかだと、どうかと思うけど。 平太 うん。掴めそうだし。 WC ま、良いでしょう。 サヤ それなら、助かる〜。 平太 じゃあ、さやねぇのふりほどき。Bノーマル☆9。<伐回避 へーたのサポートスキル。 判定前にわずかに属性値を消費し、マトリクス判定で×(ファンブル)が出ないようにする。 >で。 WC こっちは9〜。 平太 かなりきびしいな…5+3で8。 サヤ どうでしょ? 平太 ふりほどき失敗… サヤ まじっすか…。いや、挑戦してもらえただけで、ありがたいです。 平太 5出たけど駄目だった。 WC じゃあ、サヤに1点ダメージ。 平太 サヤにかー。 サヤ それもくるのね。 WC そりゃそうだろう。 木々によって縛られているのはサヤなので、引きちぎろうとしたのがへーたでも、痛い思いをするのはあくまでサヤ。 |
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| へーたもサヤを自由にするために外からの『振りほどき』を試みるが…惜しくも及ばず。 | |||
| 平太
スピード判定。Aノーマル☆9。…0かよ…えらいことになってきた。
サヤ 私が身動きとれないばっかりに。 全力振りほどき 判定のサイコロを2回振り、好きな方を使用できる『全力』は、判定を行う類の行為に対してなら、大抵どんな行為にも組み合わせることが出来る。 つまり、1ターンの中で全力で攻撃しつつ全力で防御したりも出来るのだ。 ただし、1回行うごとにウェイトが+8ずつ加算されてゆくというリスクを負うが…。 するしかない!! 平太 そだねー、それっきゃないか… サヤ 全力!しかもギャンブル! 平太 それがいいね。 WC 名無しは7です。ななしだけに。 サヤ Eギャンブル☆5! …0と2…で、ふりんぐ2。 平太 うーん… WC 5点ダメージ。 平太 きびしいな… サヤ これ順調に死ぬね〜。 平太 んだねー。 |
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リスク覚悟の『全力』振りほどきも、サイコロの目が悪く、あえなく失敗する。 さらに、動けないサヤとへーたに向けて、ゆっくりと属性値をためていたシヨクと、属性をへーたの苦手な黒に変化させた『名無し』の集中砲火が浴びせられる。 |
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| WC
シヨク。へーたに針を飛ばしてくる。命中2。
平太 めずらしー。 WC 動けない者に攻撃する必要ないだろ。 平太 回避。Aノーマル☆9…当たった。xです。 サヤ なぜに〜!? WC 威力26。 平太 25点きた。 サヤ 名無しも攻撃来るよ。 WC 次、へーたに『名無し』の<つぶて>。命中5。 サヤ お〜いけそう。 平太 回避。@ケアフル☆0。避けた。7でた。 サヤ よかった〜。 平太 俺の中では失敗した。 サヤ どゆこと? 平太 ケアフルの必要無かったから。 へーたは、ファンブルの可能性を0に出来るマトリクス『ケアフル』を1つしか持っていない。 数値のバランス的には、ここは『ケアフル』ではなく、『ノーマル』のマトリクスを使い、『ケアフル』を温存した方が良かった。 サヤ そっか。 平太 迷って保身に走った(泣) |
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| ダメージを受けながらも攻撃を凌いだへーただが、状況は依然として悪い。 | |||
| WC
では、サヤ。
サヤ はい。全力で「ふりほどき」です。 WC こっちは10。 平太 きびしーなおい! サヤ うん。@ノーマル☆1。3と5。5の方つかって、7。 WC 3点ダメージ。地味に強い<束縛>。 サヤ 強いよ〜どんだけソーサリー高いんだよ〜。 平太 魔女だから。先に書いてやった。 サヤ ぱちぱち。 WC 主婦がクラスチェンジするとなるね、魔女。奥様⇒魔女。 平太 それか(笑) |
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| サヤの決死の『全力』振りほどきも、WCのサイコロの目がやたら良いため、どうにも成功しない。 | |||
| 平太
さ、つぎいこう次!
WC スピード判定どうぞー。 平太 Dギャンブル☆9。0+4で、ウェイトが−8で、合計−4。…なにこれ。 WC 0多いよ(笑)。 平太 これは 2なんだけどね マトリクス『ギャンブル』は、サイコロの目で8を出すと11、9を出すとなんと15の数値がえられるのだが、サイコロの0と1は×、2が出ても数値は0になってしまうというリスクを持つ。 まさしく『ギャンブル』。 (笑)。 サヤ ギャンブラーですから。 WC てか、君は<伐回避>とか持ってたはずでは? サヤ あ〜そういえば。 平太 そんなの、 属性がないと使えないよ。 前述<伐回避>は、属性値を消費して使う。 属性値がないと使えない。 WC 貯めとけよ! 属性を。 平太 ためてたさ! でも、かばってなくなったさ! ためとけだって! かばってどうやってたまるんだよ! 映画『グーニーズ』の登場人物である『データ』の真似。 普段はおとなしめの子なのだが、パニックになると大声早口で不満をぶちまける。 そのぶちまけ方がすごく可愛い。 WC あー…。 サヤ ごめんなさいいよおおおお。 |
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| WCとは対照的に、へーたのサイコロの目はどうにも悪い。そして… | |||
| WC
名無し。へーたに<つぶて>。命中7。
平太 回避。Bノーマル☆9…おいおい、1たりねーよ。これは…死んだか? サヤ いやー。 WC 威力27。 平太 負傷18、戦闘不能。…これは、どうにもならん。 サヤ う〜全滅が見える。 |
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『名無し』の攻撃がついにへーたを捉える。へーたのLPは尽き、『不屈ポイント』も残っていない。 そして、依然動くことが出来ないサヤ。 と、その瞬間… |
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