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◆ 第二楽章 ◆ |
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愛のために地球を救う(博士の長ぁ〜いお話) |
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| シューズ よし、やったね! ハリー 何なんだ?なぜだ!?じゃあ、出したのはもう1人なのか?わからん! シューズ じゃあ、もう1人と言うことでしょう。 キッド もう1人ねー…「くしゃみ」じゃないか? シューズ いや、「天候」だな。 キッド 曇ると出て来るのか? ハリー わからーん。違うような、そうであるような。 シューズ だからさー…次は、もう1人に会うべきだね。君はどう思うんだい? ハリー 2人のような気がする。 シューズ じゃあ、もう1人に会おう。 キッド だねー…。 シューズ どうやって会うんだろう…待つしかないのかねー。 でも、相手が恥ずかしがりやだからねー。 ハリー でも、女の子達、見たって言ったよねー。 GM うん、見た人間はいるんじゃないか? シューズ いるんでしょう、確信は取れてるわけだ。 ハリー …。 キッド うーん… ハリー どういうことだ? シューズ 観察ですね、今度は。 で、もう1人に会ってからどうするかは、オレはしらない。ハリーごとだから。 ハリー うーん。 シューズ 早く、ハリーに復活してもらわないと。 GM ちなみに、今日は金曜日だから、明日は土曜日で、休みだよ。 キッド おっ、宇宙レーダー完成。 シューズ 宇宙レーダーだ! ハリー …どうしよう。 シューズ こういうことを、博士に相談すると楽しいよ。 GM 楽しいと思う。 ハリー 確かに面白い、聞いてみるのもいいな。 シューズ だろ。 ハリー 2つの人格について、聞いてみるか。その意見もらった。 GM 他にすることはないね? シューズ 委員長と帰ろう。 GM いないだろう。 キッド あの取り巻きの中に、いたとか(笑)。 シューズ なぜ!? ハリー じゃあ、博士の所に。 GM 今日のうちに行くの? ハリー 明日。今日は帰ろう。 |
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| 次の日… | |||
| 〜6月7日〜 GM 土曜日。自転車に乗って、こいで。【コメットラボラトリー】 キッド こんにちは。 コメット博士 おう、まだ出来てないぞ。 キッド なんでだ! シューズ あと、相談があるらしいんですよ、ハリー君が。 コメット博士 なんだいなんだい?人類の未来に関することかね?何でも聞いてくれたまえ。 キッド 関することだ。 シューズ うーん…ハリー君がやばい。で、人類がやばい。 コメット博士 言ってることはよくわからんが、とりあえず聞こう。 ハリー ひとつの人間の中に2つ… GM ガシャン! コメット博士 またやったのかね、プリッツ君! プリッツ君 す、すいません。お茶を出そうと思って…。 コメット博士 すぐに、かたずけなさい!で、何だったかね? ハリー ひとつの人格の中に… コメット博士 あちっ!…またかね!! ハリー もう、ダメかなこれ…。 コメット博士 で、何だったかね? ハリー えーと…、ひとつの人間に、2つの人格があるなんて事が、あるんですか? コメット博士 ある。 ハリー で、1人がやってたことを忘れちゃったりとか、あるんですかね。 コメット博士 厳密には、2つともその個人の1側面だ。ただ、個人という観念自体が、どこで定義されるかによる。例えば、個人というものを魂で定義した場合、人格というものはささいな問題にすぎん。私はその魂の存在を信じているのだが…まあ何にせよだ、我々が認識できる個人というものは、その時に形成されている、自我、あるいは人格、および記憶の1部だ。と言うわけで、その意味で言うなれば、ひとつの人間の中に2つの精神が存在することも無いわけではないことになる。ところが!!魂と言うもので定義した場合、魂とは一切不変のものである。つまり「生まれ変わり」が有るにしろ無いにしろ、物理的に存在する1人の肉体にはひとつの精神、つまり、いくつの人格に見えようと、それを持った精神と言うものが、ひとつ宿るだけと言うことになる。と言うことはだ!! ハリー もう、さっぱりダメです 博士は早口です。改行がないのは、そういうことです。 読めば理解できるかも知れませんが、聞いただけでは、たぶん、理解できません。 一度やってみましょう。よくわかります。 。 シューズ がんばれー。 コメット博士 ワシの観念から言えば、君の言う2重人格というものを、どっちなのかを的確に判断してもらわないと、なんともいえないのだよ。 ハリー はー…。 キッド はじめから、そう言えよ 言ってるんだな、これが 。 ハリー えーと、どうなんですかねそこら辺は…。 シューズ ようは…片方好きなら、両方好きだ。 ハリー そうなるんですか? コメット博士 それは違うぞ。それは他者と自分との観点を、曖昧にする行為だよ君。 確かに、愛という気持ち、私も認めるよ。すばらしい気持ちだ。だがしかし、それは、他者からその個人へ向けての感情であり、それを受けるための個人が… シューズ 博士もあったんですか?そういう時期が。なんか博士、独り身そうだから…悲しそうかなーと思って。 コメット博士 わたしは…愛のために、地球を救おうと思っているのだよ… シューズ おれもそう思いますよ、博士!!それだけはわかります!!その一点だけは!そういう考えだったら、おれにも通じるよ。要は、ハリーを救うって事だな。 ハリー もうひとつの人格になるのは? コメット博士 個人によって、様々だろうな。 シューズ 時間? コメット博士 まあ、君の言うもうひとつの個人というのは、ひとつの仮想的な人格。魂以上の部分。現在を形成している、現在の自我、および記憶の一部分で形成された、いわゆる自己を個人と定義した場合に、もうひとつの人格にする場合には、と言うことだね。 シューズ イエスと言っておこう。ノーでもイエスでもいいかな。話を進めよう(笑)。 ハリー はい(笑)。 コメット博士 そうか…、そうだな…この薬をやろう。 シューズ 薬くれたよ(笑)。 コメット博士 飲ませてみたまえ。そういう人格が存在するならば、顕現するはずだ。 シューズ これは、特殊部隊出動ですか。 キッド 影の部隊が。 シューズ 飲めと言えば、飲むかも知れない。 キッド 仕込むんだったら、スペシャリストだよな。 ハリー もし、もうひとつの人格が存在していたとするなら、何でそういうことになってしまったのですか? コメット博士 それは、人によって様々だ。ひとつめの人格によって出来ないこと、禁じられたことを果たすために出てくる場合もある。 また、成長という過程でだね、幼少期の自分と現在の自分が違うと感じたことはないかね?君たちの年ではまだ無理かもしれんが。この年になればわかるのだがな。 つまり、幼少期の自分と今の自分が違うと思ったとき、幼少期の自分は別の人格だとは考えられんかね?もしかしたら、君の中に眠っているだけかも知れない。そのように、幼少期の自分が顕現することもある。それは、幼少期に帰りたいという欲求であったり、現在を厭う気持ちの表れであったりする。いや、人間というは難しいものだよ。はっはっは。 ハリー とりあえず、ひとつの人格として、物事にあまり動じないっていう人格が出てくるのは、どういう課程があった場合? コメット博士 いやなことでもあったんだろうか…そういう少女というのはえてして、非常に感じやすいものだろう、もとは…その感じやすさ、傷つくことも多かろう…決定的な何か、例えば、人の死、動物の死、何でもいい。そういうものがきっかけになって自分を閉じこめてしまうこともよくある。 キッド ハリーさんハリーさん。母子家庭だという話を聞きました。 ハリー なに!そうか、それについての情報を、探してみる必要性もあるかもしれん。…博士、わかってきたような気がします。 コメット博士 そうかね!役に立ったかね!! ハリー 役に立ちました。 コメット博士 そうかねそうかね。すばらしいよ君!君のような向学心旺盛な人間はね、私の所に研究に来ないかね?どうだい、脳味噌の構造とか見せてあげるよ。 ハリー 結構です。 コメット博士 そうかね、残念だね。興味が出たらすぐ来なさい、すぐ見せてあげるからね。はっはっは。 ハリー とりあえず、昔になにかあった可能性があるかもしれないから、調べてみよう。 シューズ そうだね。 ハリー もうひとつの人格に会いたい。 シューズ やりましょう。…博士、宇宙レーダー早めに。 コメット博士 宇宙レーダーかね?あれは、明日に完成する予定だ。月曜日に届けさせよう …いや、待ってくれ。今、助手の顔に不安をおぼえた…。 君たちが取りに来てくれたまえ。日曜の夜までには、完成させておく。 シューズ わっかりましたー。 コメット博士 気をつけてかえりたまえ。…飴いるかね? シューズ いりませ〜ん。 |
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