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◆ 第一話 ◆ パンデモニウム | |||
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| 携帯電話はいずこ | |||
| 〜9月3日(水) 早朝〜
トラ 「おはよ〜っす。」 マヨ 「おはよう。行くぞ。用務員室。」 トラ 「うぃ。」 GM 用務員室。 マヨ こんこん。 トラ 「おはよございま〜す。」 用務員 「はいはい…」 GM と60歳越えのおじいさんが顔を出す。 用務員 「はい、おはよ。なにようかな?」 マヨ 「昨日、4限の時間に、廊下に男性がウロウロしてたみたいです。生徒かも知れないんですけど。」 用務員 「ふむふむ…」 トラ 「何か変な人みませんでした??」 用務員 「まあ、授業を受けずにふらふらしてる生徒はたまに見かけるぞ…しかし、昨日と特定されても…特徴はなにかあるのか?」 マヨ 「白いYシャツ。」 用務員 「夏じゃから、みな白いワイシャツじゃな(笑)。」 マヨ 「2階廊下。A〜C組教室の前の廊下。」 用務員 「ふーむ…学年は?」 マヨ 「不明。」 用務員 「となると、わしにはわからんな。まあ、どこ学年にも授業中出歩く者はおるが。」 マヨ 「それから、こんな(見せる)ケータイ、色は銀ですけど、落し物になってませんか?」 用務員 「うーん…ちょっと調べてみるな。」 GM といって、それっぽい箱の中を調べる。 用務員 「なんか古い携帯とか捨てておるのか、そういうのはあるが…そんなきんぴかのは見あたらないな。」 トラ 「そうか。ちなみに昨日の4時間目あたりって、用務員さん、どの辺にいましたか?」 用務員 「わしは、植木の手入れをしてたな。グラウンドと校舎の間のな。」 トラ 「なるほど。じゃあ、外にいたんですね。普段見ないような人が学校に来てたりはしてなかったですか?」 用務員 「そんなことになったらオオゴトじゃからな、このご時世。それはないじゃろう。」 マヨ 「用務員さんの仕事って、具体的にどんなことがありますか? ぜひ、教えてください。」 用務員 「庭の手入れ、花壇の水やり、ゴミの分別…などなど。ま、気楽なもんじゃよ。 あとは、生徒が掃除しないところの清掃なんかもするぞ。 なにかな、今も昔も、教師に隠れてタバコを吸うやつってのは、いるもんだな。」 マヨ 「生徒が担当しない部分。廊下、渡り廊下、などですか?」 用務員 「屋上とかそういうところもな。」 マヨ 「じゃあ、昨日、どこかの廊下に携帯が落ちていたとして、今朝には必ずここに来ていますね?」 用務員 「まあ、そうだな。そういうところなら拾っていると思う。」 マヨ 「十分です。とてもためになりました。朝早くからありがとうございました。」 用務員 「おお、いやいや、礼儀正しいな。」 トラ 「ありがとーございました。」 用務員 「どういたしまして。」 トラ 「用務員さんもぜひ冒険部に入部されてはいかがでしょうか?」 マヨ 「守備範囲広ッ!」 用務員 「いやいや、もう冒険をするトシではないよ。ほっほっほ。」 マヨ かっちょ良いな用務員。ファンになろう。 GM おお(笑)。 トラ 「そっ、そんなことはないですよ!! いくつになってもオトコは冒険を求めて旅にでなければ…」 マヨ 「はいはい、次。」 GM (笑)。 マヨ 「いくぞ。」 GM 引っ張られていった(笑)。 トラ 「ぜひぼうけんぶへ〜〜〜〜〜〜……」 |
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| マヨ
「これで、物理的な紛失の線は消えた。」
トラ 「どゆこと?」 マヨ 「ケータイは、人の手にある。」 トラ 「あ、落ちてたりしてないってこと? 先生には、いちお聞きにいかなくてもいい?」 マヨ 「行こう。それが終われば、次に可能性をつぶす対象は、人だけだ。」 トラ 「ほいよ〜。」 |
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| マヨ
「こんこん。失礼します。」
トラ 職員室か〜… しおりん 「あら、ふたりとも早いね。」 トラ 「おはよ〜ございます!!」 マヨ 「おはようございます!」 しおりん 「はい、おはよーございます。」 マヨ 好感度稼ぎ。 GM (笑)。 トラ 「めずらしー挨拶だね。」 マヨ 「(無視で)先生。お尋ねしたいことがあるのですが。」 しおりん 「あら、冒険部でなくて?」 トラ 「冒険部ですよ!もちろん。」 マヨ 「(無視で)昨日、落し物や、届出で、携帯電話に関するものはありませんでしたか?」 しおりん 「うーん…調べてみるわね。」 マヨ 「廊下に落ちていた、紛失した、何でもかまいません。お手数ですが、お願いします。」 GM で、いろいろな先生に話を聞いたりしてくれる。それから、じゃあ、落とし物ボックスもさがして… トラ 「(なんで今日はそんな態度なの?)」 マヨ 「(うっさいわぼけ!)」 しおりん 「うーん…どんなの?」 トラ 「こんなのです。」 しおりん 「携帯もあるけど、古いのだけね。ごめんね、ないみたい。」 トラ 「あ、すみません。こんなかっこいい色じゃなくてシルバーなんですけど、やっぱりなかったですよね?」 しおりん 「うん、ここにはないみたい。」 マヨ 「ありがとうございます。間違いないですよね?」 しおりん 「誰かなくした?」 マヨ 「いえ?」 しおりん 「うちのクラス?」 マヨ 「紛失の届け、出てましたか?」 しおりん 「ううん。出てないわよ。」 マヨ 「じゃあ、そんなことないんじゃないですか。」 しおりん 「ふーん…そっか。」 トラ 「ありがとね〜、しおりん。」 マヨ 「では。朝から、有難うございました。お手数をおかけして、すいません。」 しおりん 「がんばってね。」 |
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