◆ 第一話 ◆

パンデモニウム
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私は蛙
 
マヨ  「しゃあない。ピヨに言うか。あきらめろ。って。」

トラ  「いや。諦める事はないだろ。」

マヨ  「物証はない。法的に正当な手段でケータイを検める手段もない。」

??  「…はなしは聞いていたよ…トラ…」

トラ  「ん!?」

GM   ふあ〜とあくび。

??  「携帯探しているの?」

トラ  「アキラか…。うん。そだよ。」

  「…裏アプリ…」

トラ  「ん?」

  「…もしよかったら…僕が探そうか?」

トラ  「どういうこと? ケータイ探せるの?」

  「その携帯電話が動いていれば探せる…でも、壊れていたり、チップがはずれていたら…無理…」

マヨ  「電気的に? 通信的に?」

  「片方だめならだめ…」

トラ  「チップが交換されてたら、ダメなのか?」

  「…それはだめ…でも…やるだけやってみるか?」

マヨ  「まあいい。とりあえずやれ。」

トラ  「おう。どっちにしてもやってみよう!」

  「……なんでマヨえらそう…」

マヨ  「あーはいはい。おねがいします。」

トラ  「まぁまぁ、マヨはいつもの事だから。」

  「…じゃあ、携帯番号おしえて…」

トラ  「探したい携帯の番号?」

  「…うん…」

マヨ  「ピヨ!」

トラ  「かみさ〜ん。」

白雪  「あ! XXX−XXXX−XXXXだよ。」

トラ  「それ!」

GM   それを晶は携帯に入れていく…

マヨ  「まーどーでもいい。ちゃちゃっと活躍してくれ。」

トラ  「この場でわかるの?」

  「Webのマップと、位置が合わさって表示される…はずだけど…でない…ロックかかってる?…」

白雪  「あ! そだった! 解除しなきゃ!」

マヨ  「はいはい。ピヨ。使え。」

白雪  「解除したよ!」

トラ  「どう!?」

  「…でた…いま駅前周辺…」

トラ  「追いかけるか!?」

マヨ  「明日は2−Aの教室にあるんだろ?」

  「…さあ…?」

マヨ  「ああ、気にすんな、晶には聞いてない。」

  「まだ移動してる…」

トラ  「いや、でも今追いかけようぜ!!」

マヨ  「しゃあない。いきますか。」

トラ  「アキラもついてきて。」

  「…おれ冒険行かなきゃ…だから帰る。」

トラ  「ダメだって。」

GM   すっごいいやな顔。

マヨ  「お得意の首根っこいっときましょう。部長。」

トラ  「おっし!」
首根っこつかんで、ずるずる。

  「…ギルドメンバーまってる…」

トラ  「じゃ、ケータイだけ置いてくか?」

  「…やだ…」

トラ  「それかやり方教えてくれてもいいぞ? 1分で。」

  「…めんどくさい…」

マヨ  「だったら最初から出てくんな。出て来たなら、責任持ってついて来い。」

  「…こまってたから話したのに…マヨなんでこんな偉そう?」

トラ  「マヨは冒険部員になったんだよ。」

GM   すっごいいやな顔。

トラ  「いやいや、基本はアキラは自分の冒険してても全然OKだから!」

マヨ  「お前は、冒険中に、イベントの場所だけ教えてくれて、キーアイテム渡さんNPCいたらどう思うんだよってこと。」

  「それ…バグ。」

マヨ  「じゃ、お前がそれだ。デバッグせねばな。」

トラ  「今日だけは助けてよ!な?」

GM   すっごいいやな顔。

  「じゃあ、このアプリコピーする…携帯貸して…」

トラ  「んじゃほい。」

GM   晶は、トラの携帯と赤外線通信する。

  「…終わった…アプリ画面から使える…」

GM   記入しておいて『携帯追跡ver1』。キャラシートのどこかに。

  「じゃあ…かえる…」

トラ  「ちょい待ち、さっきの画面だけ開いてって〜。」

マヨ  「和むなー。さすがわが友。」

GM   『画面立ち上げる…探したい携帯番号を入れる…「サーチ」ボタン押下。

  「あ…通話料…気をつけて…」

トラ  「うむうむ。」

  「じゃ…」

トラ  「さんきゅーな♪ んじゃ、行きますか!」

マヨ  「ほいほい、部長殿。」
 
GM   対象は、すでに駅から移動している。アプリはつけっぱなしでいく?

トラ  つけっぱなしで、猛ダッシュ!

マヨ  最短で行けば、その方が安いな。相手がひたすら直進ならともかく。

GM   ここから駅まで10分…さらに、画面を見ていると…駅から20分ほどの住宅地で止まる。

トラ  遠いな〜チャリで行かないと。

マヨ  だねえ。チャリで20分?

GM   徒歩計算でした。ちゃりなら半分。

トラ  マヨはチャリある?

マヨ  チャリ通してるかなあ? 田舎なら、普通はするか。

GM   そだね。

マヨ  んじゃ、がんばって行こう。

GM   チャリを15分ほど走らせて、着いたのは新しめの一戸建てが並ぶ住宅街。
昔は畑だったりして、畑をやらなくなった人が土地を売って…住宅にしてる感じ。
そこで、サーチの矢印が止まっている。

マヨ  「どこですかね? ここは。」

トラ  「俺は前に冒険に来た…ような…。」

マヨ  「いつのこと?」

トラ  「今年の春くらい? ちょいまって。ケータイケータイ。」

マヨ  「さて、羽が生えて飛んでったんじゃない限り、ここに住んでる誰かさんが犯人だけど。どうかね、部長。なんかわかった?」

GM   このアプリのサーチ機能の精度なら、家は特定できるよ。

トラ  「おお!? 家がわかりそう。」

マヨ  「いいね。乗り込む?」

トラ  「とりあえず表札拝むでしょ。」

マヨ  「なるほど。」

GM   『辻本』の表札が出てる。

マヨ  「あらら。誰だっけ?」

白雪  「メグちゃんでしょ!」

トラ  「辻ちゃん!?」

マヨ  「いたのかよ、ピヨ!」

白雪  「わるい?」

マヨ  つか、周りに何人いる?

GM   この3人だけ。

マヨ  「ああ良かった。またぞろ川口探検隊になってるかと。
…で、めぐめぐが、この辻本さんと何の関係が?」

トラ  「いや、めぐめぐ=辻本。」

マヨ  「ぬな!?」

白雪  「あんた…」

トラ  「とりあえず、チャイム鳴らすか?」

マヨ  「どうぞ部長。」

トラ  「俺か!? いや、俺だな。ぴんぽ〜ん。」

マヨ  「口で言った…」

女性の声  「はーい。」

GM   っと、インターフォンから声が。

トラ  「同じクラスの桐生ですけど、めぐみさん帰ってますか?」

女性の声  「恵ね、ちょっとまっててください。めぐみーお友達ー!」

マヨ  「おお…『おともだち』だぜ…くく…」

トラ  「変態はちっとだまっとけ。」

GM   玄関がゆっくり開く…で、メグが顔をのぞかせる…

トラ  「お〜辻ちゃん。ごめんな突然。」

  「…。」

マヨ  バックれられても面倒だし、さっさとケータイにかけて見るか。さっきの、ピヨの番号に。

GM   恵の方から、かすかにバイブの音がする。

  「!」

トラ  「あのさ〜辻ちゃん、上さんのケータイ持ってない? 持っているよね?」

GM   恵は、ハッとして、ポケットを抑える。そして、マヨの顔を見る。

マヨ  無視。

トラ  「ぶるってるし。…返してくんない?」

GM   諦めたように、携帯をポケットから出す…

トラ  「ありがと。」

GM   恵の手に乗せられた携帯が、振動している…

トラ  うけとります。

白雪  「…これ私の携帯じゃない…」

トラ  「マジで!?」

マヨ  「そうだろうさ。」

GM   シルバーの新作携帯ではない。薄汚れた古い型の携帯電話。

トラ  「ふむ。」

  「ごめん…ゆきさん…」

白雪  「でも…なんで…?」

トラ  「どしたのさ?」

  「とりあえずあがって…そこだとなんだから…」

トラ  「うん。了解。」

GM   恵は、ドアを大きく開き、二階の部屋へ案内します

マヨ  「よく野郎2人を部屋に入れるな。大した豪胆ッぷりだ。冒険部にどうだ?」

トラ  「そうそう! 冒険部はいいぞ!」

白雪   「なんかしたら、かかと落としね。」

マヨ  「勧誘だけだ。問題ないだろう?」

GM   で、3人を部屋に招き入れます。
 
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