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まじょよったりはひがしより |
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怪異から数日たち |
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| WC いくら早く帰る、とはいっても、県外ですから3時間はかかるでしょう。 場所によっては、事務所が閉まるまでかかるかもですね。 田口を見送りに事務所の外に顔を出したサヤの袖を引っ張るものがある。 サヤ 「ん?」 WC リキだ。 サヤ 「お客さん、帰ったところ。待っててくれてありがとう。」 WC すんすんと鼻を鳴らし、歩き去る田口の方を見ている。 「気に食わない」とでも言いたげだ。 サヤ 「どう?この人は何か違う力と関わってそう?」 WC リキは、少し首をかしげると、あくびをする。 サヤ 「そっか。この人はとりあえず大丈夫ね。」 では、とりあえずこっちで情報の整理と、高校の調査。どこまで仕事しちゃっていいのかな? WC 基本的に、サヤが調査に手を出してはダメでは? サヤ そうなのね。じゃ、春さん帰ってくるまで待ってます。 WC ただし、リキが気にするタイプの客は、多かれ少なかれ怪異に縁のある事件に 関わっていることが多いので、必要なら春之助に「内緒で」調査をする必要はある。 サヤ うん。了解。 ただ、とりあえず先に報告してからにするよ。 WC OK。では、その夜、で良いかな? サヤ うぃ。 WC ではその夜、帰宅した春之助に報告をすると、 春乃助 「うわ、高校か…こまったね…」 サヤ 「私が制服着て、話きいてこよっか?」 平太 な、なんと!w 春乃助 「個人的には大歓迎だけど、やめなさいね。奥さん。」 サヤ 「は〜い」 春乃助 「学校関係は、色々うるさいから調査が遅れるんだよねえ。 サヤのアイデアじゃないけど、誰か、中で話聞ける伝手がないかな。」 サヤ 「あ〜それなら、へーたんに頼んでみる?たしか、同じ高校だったんだよね。」 春乃助 「平太君か。もう高校生だっけ?」 サヤ 「そだよ。あれ、最近会ってなかったっけ? 平太 あったはず。前回の戦闘後にごちそうになってるはず。 WC その日、旦那、残業でドブさらいしてた。 平太 (笑) WC サヤが、へーたの見舞いに行くことは会っても、忙しい春之助は仕事してることが多い。 春乃助 「うってつけだね。ほんとはいけないんだけど、調査が遅れると、失踪者の身に何があるかわからないもんな。」 サヤ 「うん。5日はまずいよね。」 春乃助 「よし、サヤ、平太君の連絡先教えてくれるか?」 サヤ 「はい。わかりました。」 というわけで。おしえます。 WC みっくみくにしてやんよ〜(着メロ) 平太 なんでだよ!(笑) はいはいー…もしもし? WC 良いじゃないか。片腕なくても初ミク愛好者。 春乃助 「あ、平田君かい?」 平太 「ちがいます、大門です。平太ですけど…おじさん?」 春乃助 「あ、すいません…まちがえました。」 サヤ 笑いすぎておなかいたい(笑) 春乃助 「あー、その、久しぶり。」 平太 どこから電話きてるんだ? 「おじさん元気にやってるの?」 WC 家の電話。登録してある番号から。 春乃助 「ああ、ずいぶん顔も見せないで、悪かったな。」 平太 「おけおけ、貧乏暇無しってやつでしょ?」 春乃助 「そっちは、元気か? まだ野球少年やってるか?」 平太 「…」 春乃助 「今年か来年は甲子園だろ?」 平太 「…まー、甲子園にむけて体つくってるところだよ」 春乃助 「そうか! じゃあ、部活、忙しいか? ちょっと、時間貸してもらえないかな。」 平太 「いいけど、何事?」 春乃助 「うん、ちょっと、お前に相談事がってな。 力を貸してほしいんだ。」 平太 「できることなら手を貸すよ」 春乃助 「そうか。じゃあ、そうだな、お前、もう飯食ったか?」 平太 「まだこれからだよ。あって話す?」 春乃助 「うん、助かるな、そうしてもらえると。 平太 「おけ、じゃあ事務所向かうよ」 春乃助 「いや、もう家なんだ。家のほうに来てくれ。 寿司でも取って待ってるから。」 平太 「貧乏なんだから寿司はいいから!」 気にしないでいいよ、とりあえず向かう」 春乃助 「ははは。まあ、たまには俺たちも食いたいさ。 早くおいで。暗いから、気をつけてな。」 平太 「おけー!」 かあちゃん!春おじさんとこいってくるわ」 平太母 「遅いわよ、今夜中にかえって来るの? 平太 「なんか話たいことがあるんだってさ…まあ、帰ってくるよ なんかあったら連絡する」 平太母 「そうね。遅くなるようならお願いね。」 平太 ジャージに姿で出て行った |
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| WC
では、夜道で魔神に襲われたりすることもなく、川原家。 平太 「こんばんは〜」 サヤ 「いらっしゃい。 大丈夫?迷子にならなかった?」 平太 「まさか(笑)で、おじさんは?」 春乃助 「おう、あがってくれ!」 サヤ 「ん。奥にどうぞ。」 平太 「おじゃましますっと…」 WC さて、リビングで、春之助が立ち上がる。 平太をみると… 春乃助 「…ん? グローブは、どっちの手に、つけてるんだ?」 平太 「左だよ」 春乃助 「…そうか。…がんばれ。」 平太 「あいよ!(笑)」 サヤ 「はい。お寿司どうぞ。」 平太 「いっただきます!…なに臨時収入でも入ったの?」 春乃助 「ないない。ちゃんと稼いでるんだぞ、これでも。」 平太 「まー、お寿司が食べられるようになったってことね…よかったよかった…(ぱく)」 サヤ 「たまには、ね。」 WC と、いうことで、ご飯の間は普通に四方山話でもして…食事のあと、になります。 春乃助 「さて、平太。お願いってのはな」 平太 「うん」 春乃助 「俺の仕事に関することなんだが…その前に、ちょっと聞きたいんだ。」 平太 「ん?」 春乃助 「俺の仕事には守秘義務ってのがある。お前、口外すべきでない物事を、 ずっと口外しないでいられるか?」 平太 「用は…仕事を手伝ってほしいんだけど…手伝ってもらうからには、口外するなって事?」 春乃助 「そうだな。」 平太 「約束するよ」 |
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