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物語を創るTRPG 「プレイヤー」(岩間)



  1. 目の前の困っている人の対応について

目の前の困っている人の対応について

GMが物語のきっかけを作っても、PLが飛びつかないと言うことはよくあります。
事故現場に血だらけになっている人がいて、周りには野次馬はいっぱいいる。
だけど、誰も救急車を呼んでいないみたいな問題にも見えます。
この場合の解決策は、目の前の人を指さして「救急車呼んで下さい!」と言うのがいいんですが・・・
そうするとGM視点の話になってしまうので今回はプレイヤー視点の解決方法を考えて見ました。

TRPGで物語を作る上で、GMとPLが物語を作ろう!という意識で参加するのはとても大事です。
でも、GMがシナリオの導入として用意したんだから、仕方ない飛びつくか・・・となると
GMが「善意の押しつけ」をする事を、PLに押しつけるという、なんとも複雑な状態になってしまいます。
TRPGはPLが思ったことを行動してよいと言う一面もあるので、目の前にで困っている人が「超美少女」「超美男子」でなかったりしたら、それは拒否するのも自由でしょう。

しかし、ここでPLは、PCが物語を通して最終的にどういう形になりたいのかを考えて欲しいです。
なりたいのは「英雄」ですか?「一般人」ですか?
たぶん、ここで困っている人を見捨てた場合、あなたのPCはどんなに強力なスキルを覚えて強くなったとしても「一般人」です。
目の前の血だらけの人をほっといている、野次馬とかわりません。モブですね。

なので、結論として「助けよう!」。
物語を進めるためではなく、キャラクターのかっこよくなれる見せ場だと思って「助けよう!」
助けそうにないPCであっても、理由をこじつけて「助けよう!」
罠だと思っても「助けよう!」
PCが英雄になるのは、PCが強くなったからではありません。PCの行動が、物語に刻まれ英雄譚となるのです。
PLはそんな心構えでゲームに参加して欲しい。


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